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マネジメント2 ロジカルな発想力を高める視点・観点

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発想力を高める視点・観点
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ロジカルな発想力を高める視点・観点

すごい発想力を持っている人を見ると「すごい人だな」と思ってしまいます。
ですが、これから話す内容を自然とできるように実践していけば今の発想力や発見力を最大限に高めることができます。
実際にすごい発想力の持ち主は、自然にこれから話す「視点」・「観点」が出来ています。
一言で説明すると、
 ・視点とは見る角度を変えて物事を捉える
 ・観点とは考える角度を変えて物事を捉える
です。
この2つは非常によく似ていて重なる点もあります。
これらの事を細かく説明していきたいと思います。

視点 (視点、視野、視座)とは

ここで話す視点とは「見る角度を変えて物事を捉える」ことです。
それは簡単に話すと以下の3種類に分類されます。

「視点」・「視野」・「視座」

自然と誰もがこの3種類を行なっていますが、偏り方がまちまちになったりしています。
「見る角度を変えて物事を捉える」時には一度立ち止まって振り返ってみましょう。

以下の画像を例にして説明したいと思います。
視点・視野・視座

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・視点

 見ている場所を変えた物事の捉え方

視点2
現在フォーカスの合っている場所を変える事です。
赤枠の「人の顔」に今までフォーカスを当てていました。
次に紫枠の「文字」にフォーカスを合わせて見るといった具合に見ている場所を変える捉え方になります。
実際に「文字」にフォーカスを合わせたことで、文字の内容を受け取ることができます。

・視野

 見る範囲を変えた物事の捉え方

視野1
現在の見ている範囲から範囲を変える事です。
どういうことかというと、上の画像では範囲が大きくなっています。
範囲が大きくなったことで、今まで見えなかった風景も見えるようになりました。
逆に範囲を小さくしてクローズアップしてより詳細を確認するといったこともできます。
画像を撮る時間帯が違った場合というように時間軸を範囲と捉えて変えていってもいいです。
このように見れる範囲を変えた捉え方になります。

・視座

 見る立ち位置を変えた物事の捉え方

視座
この画像は画像に載っていた人が見ていた先の風景になります。
今までの画像に一切映らなかった内容が受け取れます。
このように立場や場所・立ち位置を変えた捉え方になります。

これらのように、見るという行動を少し変えていくだけでも多くの情報が受け取ることができます。

見る角度を少し変化させただけでも情報がより多く受け取れる

こちらの本も発想力として役に立ちます。
参考にさせていただきました。
とらわれない発想法 あなたの中に眠っているアイデアが目を覚ます

観点 (立場、時間、価値、経験、環境、不釣合い)とは

ここで話す観点とは「考える角度を変えて物事を捉える」ことです。
それは簡単に話すと以下の6種類に分類されます。

「立場」・「時間」・「価値」・「経験」・「環境」・「不釣合い」

これらを使って「考える角度を変えて物事を捉える」事をすると今まで見えなかった多くの部分も見つけられるようになります。

今度は以下のスマートフォンを例にして説明したいと思います。
以下説明の中では個人的な意見が含まれますが、必ずしもそうではありません。一例として捉えてください。
観点 (立場、時間、価値、経験、環境、不釣合い)

・立場

 性別、年代、職種等の違いからの観点

・年配の方:使い方がわかりにくい、プッシュ式の方が使いやすい
・女性:ローズゴールドの色の方が好き
・全盲の方:触る感覚がないと使えない
立場が変われば考え方もそれぞれ変わります。
その方達の立場にたった考えをした物事の捉え方です。

・時間

 現在、過去、未来、歴史等の時間軸の違いからの観点

・未来:インプラントや身につけるタイプのガジェットに変化する?
・現在:価格が徐々に高くなっていく、性能が良くなっていく
・過去:容量200MBでも昔は大きいと感じていた、カメラとビデオの差が明確にあった
時代の変化、時間に対する考えをした物事の捉え方です。

・価値

 価値観の違い、価値の変化に対する観点

・価格が高い、使いたいアプリが少ない
・世界一使いやすい、機能と比べると価格は安い
・電話の機能をほとんど使用していない
・複数台で使い道を分けている
価値または価値観に対する考えをした物事の捉え方です。

・経験

 経験上の観点

・ハードボタンはホームに戻るボタン
・水中に落とすと壊れる
・サイズが大きいタイプだと、お尻のポケットに入れておくと反ってしまう
このように経験上こうなるだろうと予測ができる物事の捉え方です。

・環境

 場所、国、文化の違いからの観点

・日本:スマートフォンの約半数はiphone
・海外:ユーザー数は比較的少ない
・海外の特定の場所:性能が最大限発揮できない(電波法上、LTE環境がない)
場所などの違いに対する考えをした物事の捉え方です。

・不釣合い

 ありえない方法、不釣合いな組み合わせからの観点

・スマートフォンを放り投げるゲーム→「S.M.T.H.(Send Me To Heaven)」
・100%歩きスマホ→AR(拡張現実)ナビゲーション
通常合わない内容をあえて掛け合わせてみて、それに対する考えをした物事の捉え方です。

考える角度を少し変化させただけでも考えが拡がる

使用している場所・人

たくさんの方々が色々な場面で使用しています。
職場としてはビジネスだけでなく、研究・開発、スタートアップを考えている企業などなど。
職業としては開発・設計者、弁護士、芸人などなど。

機転・発想を利かせる職場やそれを職業としている人たちからは非常に多く使用されています。

「イノベーション」や「日本企業・日本人の間違った認識」の中のマーケティングにも説明している内容にもつながっていきます。

物事を捉える方法はどんな分野でも使用できる

こちらの本も発想力の参考として大変役に立ちます。

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